細き川に溺れたい

   Volo equitare in unda FOSOCAUA... 細川家に関する独り言を綴るだけ

(予期せず)熊本県立美術館「美の旅」展に行ってきた


9月某日、熊本県立美術館「 雅 -細川家の歴史と美-」展に行くために熊本県を訪れていました。
ブログ記事にしようしようと思いつつ、例の如くほったらかしのままだったのですが、やっとこ記事にします!

・・・・と、言いたいところなのですが、その前に!
実は上記展覧会に行く前に、(予期せず!笑)熊本県立美術館「美の旅 西洋美術400年 珠玉の東京富士美術館コレクション」に行っていたので、そちらの話をちょっとだけ〜

えーーーと、まずは状況説明をすると。

実は今回の旅程の中で「美の旅」展に行くつもりは全くなかったのですが(苦笑)
朝の開館と同時に「雅」展に訪れるつもりで熊本県立美術館に行ったら、行列が・・・!
「えーー!そんなに人気なの細川コレクション!!!やべぇぇやん」
とかちょっと不思議に思いつつ、いそいそと並んでいたら
なんとその列は「美の旅」展の方の列だったというな!!!!!!wwwww

くしくも、訪れた日は「美の旅」展の方の最終日だったらしくて、朝からけっこうな人がいたんですよねぇww
別に観るつもりはなかったのに、途中で列から離脱することもできなくて、いつの間にか1,400円払って中に入ってましたよねぇww
(ちなみに「雅」展の方は210円wwww)

諸事情により、今回の訪熊は夜行バスにしたので、たぶん、私疲れていたんでしょうな(笑)

もともと西洋美術は好きなんですけど、別に目的があって入った展覧会ではなく、かつ第1展示室はもう人の滞留がすごすぎて・・・
早く「雅」展のほうに行きたい気持ちが勝ったためwかなりさくさく進んでいったのですよ。

ほぉぉぉすげぇコレクションだなぁぁぁぁ

とかアホっぽい感想を抱きつつ、進んでいたところに・・・!!

突然のマグリット!!!!!!!!!!

一気にテンションが上がる現金な自分!!!!!!!笑

そう、何を隠そう(?)、好きな画家・芸術家のトップ3の一角がルネ・マグリットなんですよ!!!!!!!!

うわぁぁぁ、こんな突然、予期せずマグリットの作品を生で観られるなんてぇ!!!!
この出会いのために、1,400円払ったんだな!!!!!
(現金すぎる自分)

展示されていたのはこちらの2作品↓
www.fujibi.or.jp
www.fujibi.or.jp

いやぁぁぁぁ良いっすねぇぇぇぇぇ

特に「再開」の方、とてもいい・・・・・・(しみじみ)
マグリットで一番好きな作品が「人間の条件」なんですが、それに近しいものを感じます。

マグリットの作品って、絵そのものには動きや温度があまりないというか、凄く無味無臭な感じがするのです。
でも不思議なモチーフ、奇妙な組み合わせ、そしてそこに”タイトル”が付けられることで、一気に揺さぶられる。

今回出品されていたこの2作品も、”タイトル”の妙をとても感じられる。
しばらくこの2作品の前から離れられなかったわぁぁ
(最後の方の展示室だったので、そこまで人の滞留もなく、ゆっくりじっくり観られて個人的には満足でしたw)

細川家を堪能する前に、別の推しに出会えた話でした(笑)