細き川に溺れたい

   Volo equitare in unda FOSOCAUA... 細川家に関する独り言を綴るだけ

10月に関わる英甫永雄の狂歌


ネットで色々検索中に出会った英甫永雄の狂歌をご紹介。
若狭・龍泉寺の近くに「人の駅 英甫永雄」という説明看板があるらしく、その一番最後に載っているのだそう。

偽りのある世なりけり神無月 貧乏神は身をも離れぬ

神無月(=10月)なのに、貧乏神は出雲にはいかずに我が身から離れない。そんな世の中は偽りのある世界だ。
みたいな感じ?
エスプリが効いてるというか、ちょっとひねくれている感じが母である宮川尼との共通点な気がするなぁ。


もちろん私には事前知識がないわけですが、どうやらこの歌はきちんと本歌があるそうで・・・↓

いつはりのなき世なりけり神無月 誰がまことより時雨そめけむ  藤原定家

という、定家の歌からとっている狂歌なんだとか!

どうですかコレ!?めちゃくちゃ幽斎さんとの血を感じませんか!!??笑笑

神無月・10月にちなんで、紹介してみました~