細き川に溺れたい

   Volo equitare in unda FOSOCAUA... 細川家に関する独り言を綴るだけ

八条宮智仁親王のサロン / 論文紹介

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智仁親王にとっての幽斎さん

庭園史研究の論文の中で、幽斎さんが大絶賛されていたのでご紹介。
桂離宮創始者である八条宮智仁親王の固有性を分析するために、その人間関係に焦点をあてている論文のようです。

町田香, 八条宮智仁親王サロンの形成と展開にみる固有性と時代性, ランドスケープ研究 : 日本造園学会誌, 65(5), 397-402, 2004

こちらはリポジトリで読めますので、気になる方は是非こちらから↓
八条宮智仁親王サロンの形成と展開にみる固有性と時代性


色んな人物の名が出てきますが、幽斎さんの門弟で右筆でもあった「佐方宗佐」についても触れらている。
幽斎さんの代わりに連歌会に参加していたらしく、智仁サロンで指導的な役割を果していたそう!



さて、この論文では幽斎好きにはたまらない文章がいくつかあるので、私のテンションが上がったものを勝手にお勧めしちゃう

智仁親王にとって真の歌道の師といえるのは、細川幽齋と中院通勝であったといえる。

智仁親王の人生を見渡したとき幽齋の存在は大きい。

智仁親王の他にも、烏丸光広・中院通勝・松永貞徳などが幽齋の弟子であったが、所属階層に関わりなく、皆幽齋に対する尊敬を表していることからも、幽齋の存在の偉大さがうかがえる。

っっはぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・

どうですか、この大絶賛・・・・・・!!!

特に3つ目の表現はいかがですか・・・・
研究者の方がこういう風に表現してくださるのが大好きすぎるんですよね、私。

これはまた、いつかきちんと分析というか紹介したいのですが。
細川家関係の論文って、本当にジャンルが幅広いんですよねぇ。
これも「庭園史」ですよ?他にも庭園関係で幽斎さんや三淵家関係のものがあったはず。

多芸な人が多すぎて、かつ色んな史料も残っているために、どこにでも顔を出す細川家。
好きだわぁ。