9月某日、色々と寄り道(その①、その②)しつつも、ちゃんとたどり着きました本題!!
熊本県立美術館「雅−細川家の歴史と美−」展のⅠ部に行ってまいりました〜
寄り道の2つの展覧会は本館の方でしたが、こちらは細川コレクション永青文庫展示室(別棟展示室)での展覧会。
細川家クラスタにはお馴染み(?)の別棟ですねぇ!
今回は「刀 銘 濃州関住兼定作(歌仙兼定)」と「歌仙拵」が出品されており、刀剣乱舞ともコラボしてたってことで、審神者さんも大変多く訪れていましたね。
私も一応、写真は撮った↓
歌仙兼定と歌仙拵
私が歌仙兼定を見るのはこれで2回目か、3回目くらい。
毎回思いますが、こう、上品な無骨さというか、観賞用じゃない美しさがあるなって思います。
忠興(三斎)が片手でふるっていた姿が想像できる気がする。
長くはなくて、きっとざしゅざしゅ切れるんだろうなって(物騒)
歌仙拵はね、もう本当に渋くて渋くて。
忠興はマジでセンス抜群だったんだろうなって思います。
この拵を知る前から、エイ革(ガルーシャ)って結構好きで、一時期はガルーシャの財布を持ってたくらいなんですよね。
400年近く前の一流の武将が既にこの革の魅力を知ってて、自分の戦闘具に使ってるって素敵だなぁと。
刀と拵のパネルの写真だけ載っけておこう↓
「寿松柏文蒔絵鞍」
なんか「めでてぇぇ!!」って感じの鞍(なじゃそりゃw)
こちらに写真が載っています〜
「白地松竹梅文様打掛」
細川護久夫人である宏子所用。
めったくそに美しいぃぃぃ。
観るのは2回目だと思いますが、何度見てもすごい。
今の時代にこんなものを作ろうと思ったら、手間と時間とお金がいくらあっても足りんなぁと(現金な感想)
同じく宏子所用の「浅葱地御所解文様小袖」もすんごいです。
お茶道具たち
はい、細川忠興(三斎)といえば!のお茶道具たち。
具足や刀装と同じく、渋い趣味だよなぁ。
あと、忠利宛ての忠興あるいは三斎からの書状もいくつか展示してあったのですが。
相変わらずめちゃくちゃおもしれーwww
茶道具に対する欲望が隠しきれない忠興、ホント愛おしいwww
別棟展示室はとっても小さいので、展示作品数も多くはないのですが、いつもとても楽しませてもらってます。
寄り道も含めて、大満足の1日でした〜〜!(もはや数ヶ月前のことですがww)