細き川に溺れたい

   Volo equitare in unda FOSOCAUA... 細川家に関する独り言を綴るだけ

細川忠利の息子・天岸宗玄


数年前からちょこちょこちょこちょこと細川家界隈の僧について調べていますが、今回も新たに知った人物をメモ。

大徳寺235世・天岸宗玄


大徳寺関連でインターネットを検索中に「細川綱利の叔父」として見かけたんですよ。
で、調べてみると↓にあるように、細川忠利の次男(光尚の弟)だったらしい~
熊本地震の思い出3 | 一般社団法人 日本考古学協会

歴史の目的をめぐって 寛政重修諸家譜 人名検索


幼名は鶴千代くん。かわいい。
忠利の菩提を弔う妙解寺の3世でもあったようだ。

幽斎さんとか忠興とかの時代を過ぎるとそれ以降は細川家から仏門に入る人はあまりいなくなったのかと思っていたけれど、光尚世代でも臨済宗の禅僧がいたんだなぁ。

光尚が若くして亡くなってしまうので、この方が仏門に入っていなければ、六丸くんの相続危機とかならずに、彼が跡を継いでいたのかもしれないなぁと思ったり。

ちなみに↓によると忠利には夭折した長男と母不詳の三男がいるようなので、鶴千代くんは四男になっていた。
細川氏系譜

そうか、四男とかなら幼い頃に仏門に入れられても不思議ではないかぁ。