細き川に溺れたい

   Volo equitare in unda FOSOCAUA... 細川家に関する独り言を綴るだけ

細川休斎と関わりのある僧・実堂宗伝


玉甫紹琮のことを調べていて図書館をうろついていた時、偶然以下の書籍に出会った。

竹貫元勝, 京都・紫野 大徳寺層の略歴 その法脈と茶道のつながり, 2012年10月

色々と興味深い内容はあったのだけど、一つ新しく知った人が!!

その名も
実堂宗伝(實堂宗傳)

近江出身で、大徳寺202世であった人。
なんと、細川休斎(=細川孝之、幽斎さんの末息子)の帰依により、高桐院の西北隅に”泰勝庵”を創めた人物らしい!!!
へぇぇぇ!!


休斎としては、年の離れたお兄ちゃんがつくった塔頭だけでは足りなかったってこと?

わざわざ、忠興がつくった高桐院の端っこに、自分も父のために庵をつくったんだね!?

細川幽斎の戒名は泰勝院でして、忠興や忠利も幽斎さん等を弔うために”泰勝院”を建立しました。いまでも熊本・立田自然公園内に四つ廟で有名な泰勝寺跡が残っていたりしますね!)


やはり孝之、自分が誰より父に愛された自覚があったっぽいムーブしますね・・・(笑)


つか自分のブログでも一回”泰勝庵”のこと話題にしてたな!?笑
玉甫紹琮と濃姫 - 細き川に溺れたい
この時にちゃんと調べとけって話でした・・・ww

実堂宗伝をネットで検索すると、いくつか書の掛け軸がヒットした。例えばコレ↓
実堂宗伝 横書幅 - 古美術 山本美術
墨蹟は残っていて売買もされているようですし、そこそこ書家として認知されている人なんかな?

こちら↓によると、泰勝庵を含めて高桐院の子庵は近代以降に破却されてしまったらしい。
高桐院〔大徳寺〕,Koutou-in Temple "Kyotofukoh"

孝之くんが父を思って(?)つくった庵、見てみたかった・・・


というか、そもそもずっと拝観中止なので高桐院そのものにもまだ訪れたことがないのですけど・・・早く観に行ってみたいなぁ・・・・

(ちなみに上記ホームページで新たに「細川宗枕」という見知らぬ名が出てきたが!?笑)
(宗枕さんは大仙院の寮舎を高桐院の北に移して、大徳寺218世天倫宗忽を開祖として清源庵という子庵にしたらしい?)
(天倫は1600年代後半を生きた人物のようだし、この時期に高桐院周辺で他の細川家の人物がいるとはさすがに考えられないから、忠隆とかの血筋だったりするのか???あるいは孝之に子どもがいればその血筋の線もあるのか?)
(ええぇ~~~あなたは誰なの宗枕さん!?!?笑)