細き川に溺れたい

   Volo equitare in unda FOSOCAUA... 細川家に関する独り言を綴るだけ

ハマった経緯をまとめておく

とりあえず、細川にハマった経緯をまとめておきます

①2018年上半期のこと

この少し前から、仲のいい友人が某刀剣が乱舞しちゃうゲームにハマっていることを聞かされていた。
私は幼いころからゲームには全く慣れ親しんでいなくて、いわゆる家庭ゲームも家になかったし、スマホゲームもやったことがない。


"とう"が"らぶ"するゲームも、ゲームそのものに手を出す気は起きなくて、その友人の語るオタク話を聞くだけだった。
だけどもまぁ、友人の話を聞くうちにどんなキャラクターがいるかは自分でも調べてみよっかなと思って、つらつらインターネットで調べ始めたのが、全ての始まりだった。


キャラクターの中で目についたのが、青い髪の、折れそうに細い手足をした、目つきの悪い、袈裟を着た小さい男の子だった。
一応弁解(?)させていただくと、私は特にショタ好きってわけではない。
このキャラクターが気になるって例の友人と話した時も、「あまりショタに惹かれる印象ない」的なことを言われた気がする。
でもどうしてか、このキャラクターのことがすごく気になった。

②キャラクターの来歴を調べだす

興味を持った小さい彼は、「小夜左文字」というらしいことを知った。
幸いに”とうらぶ”は2018年時点で既に人気コンテンツだったし、ゲームの内容やキャラを紹介してくれているHPはいっぱいあった。
ーーーーふむふむ、「左文字」という刀派なんやな
ーーーーほう、三兄弟。しかも公式で「不幸三兄弟」と冠されているんやな
ーーーー復讐に囚われているんですか、そうですか
ーーーー西行法師の歌から名づけられているんやね、小夜の中山ね、ふむふむ
ーーーーで、名づけたのは・・・・ほそかわ・・・ゆう、さい・・・?誰・・・?

そう、全ては、この、名付け親を知ってしまったことから始まったわけだ。

③キャラクターやゲームではなく名付け親の彼にハマる

小夜左文字を調べていたはずなのに、いつのまにか検索履歴は「細川幽斎」で埋め尽くされていた。
Wikipediaを読み、ニコニコ大百科を読み、インターネット上で面白おかしく紹介されている記事を読み・・・・
気が付いたら、初めて日本史の人物で「推し」ができていた。

④坂を転げて、自らずぶずぶ沼にハマりにいく

その後はもう、勢いそのままに細川幽斎について調べていき、忠興を知り、忠利を知り、重賢を知り、麝香を知り、松井家を知り、米田家を知り、有吉家を知り・・・・∞
家老・家臣を含めて「細川家」「細川一門」に、見事にハマってしまった。


その後、なんと2020年の大河ドラマ明智光秀が主人公となることが発表され、「細川藤孝」が出演するという情報も齎された。

大河ブームに乗って、2019年くらいからはいろんなところで講演会やら展覧会やらが開催され、細川藤孝・幽斎を取り上げてもらえることも増えて、ちょうどいい時期にハマったなとは思う。

また細川家は、京都・東京・熊本・北九州と各地に様々な遺構が残っていたり関連施設や美術館などがあったりして、旅行気分で各地を彷徨えるのもよい。
2018年からこっち、それまで訪れたこともなかった熊本に年に2回くらい行っていますよ、私。

とにかくここ数年、私の頭の中はそれまでは全く存在していなかった"細川"に支配されることになり、こんなブログを書くところまで来ちゃっている。