細き川に溺れたい

   Volo equitare in unda FOSOCAUA... 細川家に関する独り言を綴るだけ

英甫永雄の画像讃

法政大学能楽研究所 能楽資料デジタルアーカイブ 5.史料


↑のページの一番上で紹介されている能楽者としては現存最古の「宮増弥左衛門親賢画像」に、細川幽斎の甥である英甫永雄が讃を書いていたのでご紹介。


ちょいと癖っけのある字ですが、嫌いじゃないですね英甫の字(何目線)
なんかこう現代風の字というか、こういう字の人って今もいますよね?
以前、幽斎さんの弟である玉甫紹琮の讃も紹介したことがありますが、玉甫よりは英甫の方が筆はうまい気がしますww
(参考:こちら

というか、現存最古の能楽者が描かれている画像に、細川家関係者が関わっているというのがさすがだなww
能に本気すぎる家系ww

あと、建仁寺には「英甫永雄禅師頂像」なるものもあるらしい。
8764_英甫永雄禅師頂像(建仁寺) :: 東文研アーカイブデータベース
↑の情報によると、2015年の『若狭武田氏の誇り』という展覧会には出ていたようですね・・・気になる・・・・
この展覧会のチラシは↓
こちら
チラシによると前述の「宮増弥左衛門親賢画像」も展示されていたらしい。やはり武田家出身の英甫の関係でしょうか?
展覧会の図録は今も博物館で販売されているようなのだが、買うほどではないか?(コラ)近くの図書館に所蔵されてないかしら・・・

引き続き、細川家周辺の禅僧のことばかり調べてるな自分ww
沼田麝香の甥である雲嶽霊圭(雲岳霊圭)のことも何かで知れたらいいんですけども!どかこかにいい論文ないかなぁ!

キャプチャの画像は最初のHPからお借りしました